2年で収益化判定、だめでもサービスは続ける|AI業務管理秘書たすきばが持つ2つのシナリオ

“2 年で収益化判定” の意味

たすきばは、リリース後 2 年以内に 1 テナントでも収益化できた時点で成功 とみなします。

  • 2 年以内に収益化できれば → 成長路線へ
  • 2 年で収益化できなければ → 営業活動から撤退

「2 年」という期間は、私が 本業の傍ら で営業活動を続けられる現実的な限界です。それ以上引き伸ばすと、本業や個人生活に影響が出ます。

ここで興味深いのは、 「営業からの撤退」と「サービスの停止」は別物 だ、ということです。今日は K 章の最終回として、たすきばが持つ 2 つのシナリオの中身を書きます。

👉 たすきば プロダクトページ

大成功シナリオ — じわじわ近づく形

たすきばは真新しいサービスではありません。それでも 膨大なデータが存在する現代の社会で、必ず必要とされるサービス だと信じています。

だからこそ、爆発的ではなく じわじわと大成功に近づく ——そんな成功像を想定しています。

具体的にイメージするのは、

  • 1 年目: 5 テナントが安定運用、ユーザフィードバックが回り始める
  • 2 年目: 10〜20 テナント、メンバー 2〜3 名加入、収益化達成
  • 3 年目: 50 テナント、安定収益、新規アプリへの投資開始
  • 5 年目: 100 テナント超、心理的安全性の高い組織として認知
  • 10 年目: 「金のなる木」として、複数事業の原資

「急成長」ではなく、 「じわじわ」 を意識します。 K-1 で「細く・長く」と書いたのと、これは同じ方向の話です。

持続シナリオ — 収益化撤退後も “私のため” に続ける

もし 2 年で収益化できなかった場合、 営業活動からの撤退 を考えています。

ただし、 サービス自体を続けることはやめません

なぜなら、私自身が日々プロジェクト運営でこのサービスを使う以上、 続けることそれ自体が私にとって有益 だからです。

整理すると:

  • 2 年以内に収益化できれば → 成長路線へ
  • 2 年で収益化できなければ → 営業からは撤退、ただし私のためのツールとして続ける

このように、 事業としての判断と、ツールとしての存続を分けて持つ ことで、どちらに転んでもサービスは生き残ります。

“事業判断” と “ツール存続” を分ける

これが、たすきばの戦略の核です。

通常、業務 SaaS は「事業として成功するか / 失敗するか」の二択で考えがちです。失敗したら、サービス停止 + 撤退。

たすきばは、もう 1 軸を加えました。

「事業として継続するか」 と 「私個人のツールとして存続するか」 は、別の判断。

これにより、

  • 事業として失敗しても、ツールは残る
  • 私は自分のプロジェクト運営でたすきばを使い続ける
  • 既存ユーザがいれば、無料(または最小限)で運用継続

——サービスが 完全消滅するシナリオを、構造的に消す ことができます。

これは 「ユーザに主導権を返す UI」 の話と地続きです。 ユーザのデータが宙に浮く可能性を最小化する ——それがサービス提供者としての責任だと考えています。

“私のためのツールとして続ける” のはなぜか

私がたすきばを 「自分のため」 に作っているのは、最初からの戦略です。

  • 自分が使うために作る → 機能の質が上がる
  • 自分が使い続ける → 長期保守のモチベーション維持
  • 自分が成果を上げる → 信頼の証になる

「自分が使わないものを売る」のは、私にとって不誠実です。逆に「自分が毎日使うものを作る」ことで、自然と質が保たれる。

これは Dogfooding の発想です。明後日の L-2 で詳しく書きますが、たすきばは Dogfooding を 戦略の中心 に置く SaaS です。

“営業からの撤退” のシナリオ

もし 2 年で営業撤退するとき、何が起きるか。

サービス側の動き

  • 新規営業活動を停止
  • 既存ユーザは引き続きサポート
  • 機能追加は 私の必要性に応じて(ユーザ起点ではなく開発者起点)
  • 課金体系は維持(使った分は請求)

開発体制

  • 私 +(もし残ってくれるなら)メンバー
  • 緊急時のみ Claude Code
  • 細く・長く・自分のペースで

サービスは “生きている” 状態を維持。ただし、成長を強制しない。

“撤退” と “失敗” は、別の概念

「営業からの撤退」と「サービスの失敗」は、意味が違います。

概念意味
営業からの撤退売る活動を止める。サービス自体は継続
サービスの失敗サービス完全停止。ユーザに影響

たすきばは、撤退はあり得ても、 失敗はさせない 設計です。既存ユーザは絶対に切り捨てない——これが、ユーザに対する責任だと考えています。

“個人としての未来像”

このサービスをきっかけに、 起業を決断することもあり得ます 。その際は、 心理的安全性の話 で書いた通り、 心理的安全性の高い会社を構築 していきます。

また、 複数サービスを持っている未来像 も視野に入れています。Claude Code のリソースをたすきばに継続投下し続けるのではなく、別サービスの開発に振り向けていく。 たすきばが軌道に乗ったら、AI 駆動の枠は次のものへ。

“10 年後の景色”

10 年後には、レッドオーシャン化しつつある市場の中で、 私が運営するサービスの中で「金のなる木」 になっていることを期待しています。

そこから得られた利益は、他サービスのコンテンツ拡充や、別アプリ開発に振り向けられる——たすきばが、 複数事業の原資を生む存在 になっている姿です。

そしてこの頃には、たすきばを使うことで 人間が本来やるべき仕事に、有意義な時間を投下できる ようになっており、私自身は 心理的安全性の高い組織の構築 に注力できているはずです。

「たすきばがあるからこそ、私はもっと大きなことに挑戦できる」——その関係性を目指しています。

まとめ

シナリオ内容
大成功じわじわ近づく、10 年後に金のなる木
持続2 年で営業撤退、でも私のために続ける
共通サービス自体は絶対に消えない
戦略事業判断とツール存続を分けて持つ

K 章(コミュニティ・募集・文化)はここで終わります。最後は L 章(リリース後・ロードマップ)で、 これから何を作るか を書いていきます。

次回は v1 リリース後のロードマップ — Phase 2 / Phase 3 の構想 です。

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たすきば について

たすきば Knowledge Relay は、収益化シナリオに失敗しても続く——という保証付きの業務 SaaS です。 プロダクトページ から、現在のサービス状態と長期ビジョンをご確認いただけます。

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