事実ベースで見た私 — 長所5つ・短所5つと、向き合っている改善
はじめに:主観的な自分と、客観的な自分は違う
「自己紹介って、結局自分の都合のいい部分しか書いていないんじゃないか」
そう感じたこと、ありませんか?私自身、何度も感じてきました。
プロフィール や 自己紹介ガイド記事 は、私が大切にしている価値観や夢の 主観的な自己紹介 です。それだけだと、どうしても自分に都合のいい切り取りになりがちなので、本記事では転職活動の振り返りから第三者に整理してもらった 「事実ベースの自分」 を、長所も短所も含めて公開してみます。
短所まで開示する理由は、① 課題を言葉にして改善サイクルを早く回したい、② 一緒に働く可能性のある方には「できないこと」「努力していること」が見えるほうが、結果的に信頼につながると感じている、の 2 つです。
キャリアの軌跡(客観的な動き方)
| フェーズ | 主にやってきたこと |
|---|---|
| 新卒〜2 年目 | SES で社内システムの言語リライト(Java → TypeScript) |
| 3〜4 年目 | 自社プロダクト企業へ転職。経験の幅を広げることにコミット |
| 現在 | SI 企業で Power Platform 案件のプレイングマネージャー |
| 副業 | 業務委託で個人開発を支援 |
共通点は、転職理由が「今の不満」ではなく「自分に足りていない経験や役割」起点であること。客観的には 不足のピースを埋めるように動いている と整理しました。
長所として整理されたこと(事実ベース)
1. 課題を構造化して言語化できる
「商流上 PM 経験を積みにくい」「評価と処遇の納得感が弱い」など、自分の課題認識を具体的に話せる。「なんとなく嫌だ」で終わらず、判断理由を言葉に落とせる タイプです。
2. 解像度を上げる質問を意識する
確認事項を事前整理し、年収・評価制度・副業の扱い・役割の定義など、曖昧な説明をそのまま受け取らず、自分なりに分解して聞く 姿勢があります。
3. 他者配慮が強い
キャリア判断のときも、自分の得失だけでなく、現職への申し訳なさ・引き継ぎの影響・家族の合意を並行して考える、と整理しました。自分の決断を周囲のコンテキストの中で位置づける 傾向です。
4. 育成・心理的安全性に強い関心がある
「心理的安全性の高い組織を作りたい」という内容から、マネジメント志向の中身が権限志向ではなく、チームや人の状態に関心を持つタイプ だと整理できます(INTJ-AS の記事も参照)。
5. 学習意欲と行動量がある
業務外で資格取得(基本情報・応用情報・Azure AZ-900・LinuC L1・OSS-DB Silver・Java Gold)、技術記事執筆、個人開発プロダクト の構築、AI 駆動開発 の実践と、自発的に学ぶ行動量 がある、と整理しました。
短所として整理されたこと(事実ベース)
ここからが本記事の主旨です。短所を見える化して、改善のループを早く回したい。
1. 確認前に自分の解釈で構造化しやすい
情報整理が得意な裏返しで、自分の解釈が先に固まりやすい。「決定権者と直接話す前に結論を出している」「事実確認が足りない」と指摘されたことがあります。
2. 納得感が弱い環境で内側に不満をためやすい
不誠実さや不合理さへの感受性が高く、納得できない評価や扱いを長く引きずりやすい 一面があります。
3. 役割期待のズレに弱い
「リードと言われたが実態が違う」など、名称と実態のズレへの感度が高すぎる ため、期待値が高い分だけ失望が大きくなりやすい。
4. 周囲への配慮が強く、意思決定が重くなりやすい
他者配慮の裏返しで、自分の意思決定を感情的に重く背負いがち。複数の目線を一度に気にして決断のスピードが落ちる場面があります。
5. 「次で一気に取り返したい」気持ちが出やすい
不満が蓄積したまま次の環境に移ると、短期で結果を出そうとしすぎる リスクがあります。自分でも「絞るべき」と修正中の課題です。
短所に対して取り組んでいる改善
短所は事実ですが、固定された属性ではありません。それぞれに対して意識的に変えようとしていることを書きます。
1. 「事実 / 解釈 / 未確認」を 3 列で書く
結論を出す前に「これは事実か、解釈か、未確認か」を問い直すチェックを入れています。判断メモを 3 列で書く運用で、早く結論を作りたがる癖 を構造で抑えにいっています。
2. 違和感は早めに言語化して相手に確認する
ためる前に、1on1 で「最近こういう違和感があるんですが、認識ずれていますか?」と早めに投げる運用に切り替え中。ためてから爆発させない ための仕組みです。
3. 役割名ではなく「権限・責任・期待値・レビューライン」を確認する
「リード」「PM」など名称だけで判断せず、役割の権限・責任・期待値・誰がレビューするかを必ず確認 するようにしました。曖昧なまま受け入れない習慣化です。
4. 重い意思決定は「タイムボックス」を区切る
「いつまでに結論を出す」と自分にタイムボックスを設定し、その期間に検討・対話・棚卸しを集中させて、引きずる時間を構造的に短く しています。
5. 「3 年単位で実績を積む」前提を自分に置く
短期で取り返そうとしないために、3 年単位で実績を積む前提を置いています。エッセンシャル思考の記事 で書いた サンクコストに引きずられない・やめる勇気を持つ という態度が、短期の挽回欲を抑える支えになっています。
一文でまとめると
技術理解を持ちながら育成・推進・組織づくりに関与したい志向が明確で、学習意欲・言語化能力・実務外活動量が高い一方、納得感の弱い環境や曖昧な期待役割に不満をためやすく、事実確認より先に自分の構造理解を固めやすい人
良いところも、向き合うべきところも両方を見せることで、初めて「一緒に働けるか」の判断材料になります。短所は固定された属性ではなく、改善し続けることで少しずつ変えていけるはずだ、というのが今の私の感覚です。
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