小さな力の結集 — 東京ブレイズ・シンフォニックバンド 第13回定期演奏会を観て

3 年連続で足を運んだ理由

先日、東京ブレイズ・シンフォニックバンド 第13回定期演奏会を観に行きました。

東京ブレイズ・シンフォニックバンド 第13回定期演奏会のプログラム

この演奏会に足を運ぶのは今回で 3 回目。1 社目(A社)の先輩が参加している吹奏楽団の演奏会です。ちなみに、その先輩は私のリファラルで 2 社目(B社)に入社したため、1 社目では先輩、2 社目では社歴上は後輩、という不思議な関係でもあります。

なぜ毎年足を運ぶのか。それは、小さな力が結集して一つの音楽が生まれる瞬間を目の当たりにするためです。


「目と音で楽しむ」— 今回のテーマ

今回の演奏会は 「目と音で楽しむ」 がテーマでした。

プログラム

曲目
第 1 部付英神 / トリトン
第 2 部カーペンターズ・フォーエバー / 「天空の城ラピュタ」Highlights / TBSB Selection 〜Disney History Book〜

最後の「Disney History Book」では、各団員が自前のディズニーグッズを身にまとって演奏していたのが特に印象的でした。ミッキーの耳カチューシャ、ぬいぐるみを楽器台に置く人——。真剣な演奏と遊び心が共存する空間が、まさに「目と音で楽しむ」を体現していました。


一人ひとりの音が、一つの曲になる

吹奏楽は、一人では成立しません。

フルート、クラリネット、トランペット、トロンボーン、パーカッション——。それぞれが異なるパートを担い、全員が同じタイミングで同じ方向を向いたときに初めて「音楽」になる

客席から観ていると、それは当たり前のように見えます。しかし、その「当たり前」の裏には膨大な練習時間と、メンバー間の信頼関係があります。

一人が遅れれば崩れる。一人が走りすぎても崩れる。個人の技術だけでなく、チームとしての呼吸が揃っていなければ、美しい音楽にはならない


チームの力と心理的安全性

この演奏会に参加するたびに思い知ることがあります。チームの力の偉大さです。

吹奏楽団は、メンバー一人ひとりが「自分のパートを全力で演奏する」ことと「周囲の音を聴いて合わせる」ことを同時にやっています。自分の役割に集中しながら、チーム全体のハーモニーを意識する。この両立は、エンジニアのチーム開発と重なる部分があります。

吹奏楽エンジニアリング
個人の演奏技術個人の技術力
指揮者のタクトプロジェクトリーダーの方向性
周囲の音を聴くコードレビュー、フィードバック
全員で一つの曲を完成させるチームで一つのプロダクトを作る

そして、この「チームとしての一体感」を支えているのは、心理的安全性だと感じています。

「音を外しても大丈夫」「ここは自信がないから練習で相談しよう」——。そういう安心感がなければ、練習の段階で萎縮し、本番で力を発揮できません。

プロフィールの「夢」で掲げている 「夢を持ち、夢を語れるような社会の構築」 は、まさにこのような心理的安全性が土台になっています。個人が力を発揮できるチーム。失敗を恐れず挑戦できるチーム。そんなチームを作ることが、私のキャリアにおける目標です。


さいごに

3 年連続で同じ演奏会に足を運ぶと、団体の成長も感じられます。曲の選定が年々挑戦的になり、演出の工夫も増えている。それでも、根底にある「みんなで一つの音楽を作る喜び」は変わらない。

小さな力の結集が、一人では決して生み出せない大きな感動を作る。

その姿を観るたびに、自分のチームでも同じことを実現したいと強く思います。

東京ブレイズ・シンフォニックバンドの次回公演は 2027 年 4 月 3 日(土) を予定しています。活動の詳細は公式サイトで確認できます。

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